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2018年3月 4日 (日)

医師団

サビーヌ・シコー (1913 - 1928)

本で調べ物しないで下さい!

生きるのってそんなに複雑なんですか?

私にどんな痛い目を見させるのか、悲しくなるあの医師団....。

わざとだとは思わない

それにいつも人を殺そうと思ってはいまい。

でも大量の薬、注射、

なのに技倆は貧弱?彼等は私を殺す、それは明瞭だ。

冬の間じゅう私を苦しめて、あんなに苦しめて、

ついには占い頼り!

白衣を着て代わる代わる私を触診する彼等を見る。

それから不吉な態度で額を集める。

戦時評議会?閣議?

司教公会議?或いは閂をかけて灯火管制、

地下室でのメロドラマ風共同謀議?

身体がひどくなかったら、私笑い出してしまうところだ。

でもこれは知識の無い、私に向けてなのだ。

私の属するアマチュアに向けて、

医者は何か知っている振りをする。

ブシュ(1)なら千倍も良く分かっている、ああ!

私の古猫ブシュは草を噛み、調合し

いつもそうして病気から治る

別に原因など探さずに。

年寄りブシュ、年寄りブシュは日向ぼっこしながら

医師団の処方薬を小馬鹿にしている!

お前のお腹は温かく、小さいお鼻は紅色。

私にはお前で十分。ブシュ。助けに来ておくれ。

ブシュ Bouchut(1):サビーヌの飼っていた雄猫。鈍そうに見えるが自己治療する分別があった

Sabine Sicaud (1913 - 1928)

Medecins

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