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2016年8月29日 (月)

もう一つの日曜日の嘆き節

もう一つの日曜日の嘆き節


ジュール・ラフォルグ

風の強い10月の風景

それを窓が切り取って今日は日曜日

使用不能、斜めのブラインドにゲートルが一組、何時からかぶら下がって乾き

素っ気ない景色への二つの汚点

青灰色に膿んだ作りの悪い夕暮れ

汚れたタイルの洗濯場の一角

一杯だ、陸軍病院、主宰者みたい

鉛色の包帯で膨れたこの空に縞模様をつけた

貧弱な突風が木を五本餌食にした。

それから、紐の付いた藤の骸骨

もっと貧弱な突風の餌食になった。

おお、結婚式の翌日、おお、レースの端切れ

あの藤が帯のつもりだったのか

彼らの紐付きの苦悩を反り返らせて。

ああ、この病室で僕は何をしたのだろう!

詩・みみず。それから後は?おお、薄汚いなめくじ

何と人生はユニークだ、それで君、潜水服など着込んで

果てしないお喋り、そして蒸し返し

だから君はずっとこの部屋の住人という訳か?

ある風の強い10月の風景だった.........

1874年

訳注 「詩・みみず」いずれもVersで掛け言葉になっている。

Jules Laforgue 1860-1887

Complainte d'un autre dimanche

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