« ハンモック | トップページ | もう一つの日曜日の嘆き節 »

2016年6月12日 (日)

二人だけのランデヴー

レイモン・ラディゲ (1903 - 1923)

二人だけのランデヴー

鳥達にねぐらを借りな

優しいスレートの葉飾り葺きのを!

疲れたどころか、僕の自転車乗りさんは

僕らの土手の上、花と開いて

未来のナルシスのよう

自分自身を待っていた、君はそんな様子

でも邪魔者が決して来ない様に

僕はマルヌ川を見張りに立てた。

君という餌を得て、貞潔など飛んで行けだ

マルヌ川は百歩を進めるだろう。

マルヌの甘い川水がたとえ

他の川より更に甘く貞潔な振りをしても

僕らの欲情は僕らのものだ

紅茶のお湯が沸騰するのを見るように

白いズボンをはいた僕は

日なたで君の処女を奪う

Raymond Radiguet (1903 - 1923)

Le rendez-vous solitaire

« ハンモック | トップページ | もう一つの日曜日の嘆き節 »

フランス詩」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566114/63767396

この記事へのトラックバック一覧です: 二人だけのランデヴー:

« ハンモック | トップページ | もう一つの日曜日の嘆き節 »